2015年09月18日志らく師匠最高っす。。。

カテゴリー中島孝志の落語・演劇・タカラヅカ万歳!」

 明日はスピ研ですよ。忘れてないでしょうね。メンバーはご参集ください。。。テーマは「輪廻転生」です。特別ゲスト講師から提案されました。実は、私もこういうテーマはどうか、と考えていたのです。シンクロしてるつうか、セレンディピティつうか、ま、お楽しみに。。。


 なんつうか、三鷹の「井心亭(せいしんてい)」つうの? なんやねん、ここ。

 「純和風数奇屋造りの施設で 水屋を持つ大広間と本格的な茶室の 小間があります。 茶道、華道、歌会などの日本の伝統文化活動にご利用下さい」だと。。。

 三鷹市芸術文化振興財団てなとこがやってるらしいっす。。。


 とにかく狭い。窮屈。エコノミー症候群。売れない噺家なら足を伸ばせるんだろうけど、売れっ子になると、もう大変。足を折り畳んで四苦八苦。まいりました。もう行かない。

 しかも、何度行ってもわからんとこにある。この辺、異常に暗いんす。街灯はあんだろうけど、いまどき、古い蛍光灯。ま、年寄りしか住んでないとこなんだろね。まず家に電灯がついてない。子どもはみな独立して年寄りしかいない。9時以降は消灯。てな感じかな。。。

 だから、この会場も電灯がない。案内看板がない。何度行ってもわからない。こういうとこが中途半端なお役所仕事なんだろな。

 つうわけで、二度は行かない・・・と思ってたら、駅前に美味しい焼鳥屋さん発見。

 わかった。もう行かないけど、焼鳥屋さんには行こう。森のホールとかいうのあるらしいし。。。とにかく焼き鳥食べに来よう。。。決定。

 でね、こんなに辛い辛い環境でも、ふと、足の痛み、窮屈さを完璧に忘れる時間がありました。

 それは立川志らく師匠の落語。

 あれ、これ、金明竹? なんかそんな雰囲気。けど、話の展開がちがうよな。

 5分後。。。あ、やっぱ金明竹だ。

 あれれ、あの関西弁、消えた。関西からやってきた使いの口上が違う。へえ。。。こういうやり方もあんのかあ。

2週間くらい前、前座がやってたよな、この噺。寿限無に毛が生えたような噺だもんなあ。だけど、志らく師匠がやるとこうなるのか。。。寿限無を小三治師匠がやったらどれだけ面白いか。



 噺に貴賤なし。噺家に貴賤があるんやろな。道理で木久扇はつまらん。好楽はつまらん。弟子のほうが面白い。圓楽はつまらん。裏方に徹すべし。

 笑点メンバーは歌丸師匠、小遊三師匠以外は聴いてらんない。。。やっぱ、噺家に貴賤があるんやな。同時に、客にも貴賤がありますな。

 噺家は客が育てるもんです。客が悪いんやな。了見のいい噺家は客筋がいい。そういうことでんな。ああ耳が痛い。。。


 さて、今日のメルマガでご紹介する本は「GHQと戦った女 沢田美喜 前半」(青木富貴子著・新潮社・1620円)です。