2006年04月28日ようやくホリえもんも一人前?

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 これじゃオウムの麻原の捕り物と一緒だね。あのときは機動隊とかがモノモノしかったけどさ。
 証券取引法違反容疑、粉飾決算容疑で東京地検にずっと拘置されていたホリえもんのことよ。

 「出るか、出るか」とマスコミがわんさと集結。今日は1日中、このニュースだよ。けど、明日になれば忘れます。
 だって、ライブドアをなくしたホリえもんはもう過去の人だもの。いくら筆頭株主でも、江副さんみたいに表には出られなくなっちゃった。
 事業家として復活する気なら、ここはご破算で願いましてはと、1から、いやマイナスから出直したほうがいいかもね。

 けどさ、これ、多分に国策捜査みたいな臭いがプンプンすんだけど。出る杭は打たれる。叩いておきたかったんだろうか。それとも、純粋に容疑プンプンだったんで逮捕したんかね。検察って、そんなに正義の味方だったかなぁ。
 粉飾決算なんて、多かれ少なかれこの程度の会社ではどこもやってんじゃないかなぁ。

 インチキしてでも時価総額を上げたい。株主もそれに乗っかってたわけでしょ。
 同じ穴の狢。正確な情報云々といえるレベルかな。

 けど、検察が狙っていたのは、別にあるんじゃない? 容疑を受けた罪名じゃなくて、本筋は違うとこ。

 昭和30年代に活躍した電力王の松永安左右衛門さん。
 「いやしくも経営者たるもの、投獄、倒産、大病のうち、2つは経験してようやく1人前。ボクは投獄と倒産を経験したけど、君はどうかね?」と成り金経営者を前に喝破したことがある。
 ホリえもんは投獄と追放を経験したわけだ。拘置所ダイエットに成功して、肌のツヤは良さそうだし、病気はOK。
 一貫して容疑を認めなかった意志の強さが経営者には必要だよね。
 ぜひ復活して欲しいし、復活できると思う。