2006年08月04日「マニフェスト大賞」

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 自民党の総裁選が動き出しましたね。
 消費税をドンとアップするぞ、という政策を唱える候補者もいれば、本命にもかかわらず、鮮明に「色」を出さない候補者もいたりして・・・。
 「金持ち喧嘩せず」なんでしょうな。

 総裁選とは、事実上の総理大臣選、つまり大統領選なのよ。その緊張感と覚悟が足りないように思えますね。コップの中の闘いじゃないんだからさ。
 マニフェストを明らかにしてもらいたいね。

 どうも、マニフェストというと、弱い政治家、地盤、看板、鞄のない政治家が最後に頼りにする常套句みたいなとこ、あんでしょ?
 だって、当選確実の政治家はマニフェスト、マニフェストって言わないもの。
 これ、弱者の戦略なのよ。

 けど、これからは真剣に有権者が注目すると思います。
 たとえば一例は滋賀県知事選。
 あれ、落下傘候補者が自民、民主公認の候補者を破ったでしょ。「新幹線の駅建設問題」の一点がシンボライズされた選挙でした。気づいて無い人が多いけど、これ、マニフェストの勝利なんですよ。

 てなわけで、いま、地方議員を対象に「マニフェスト大賞」なんてものが話題を呼んでます。
 公募したところ、「応募総数136団体・221件」も集まっちゃった。審査員は北川正恭さん(委員長・早稲田大学大学院教授・元三重県知事)。
 で、マニフェスト大賞の授賞式もあります。
?日時 平成18年11月10日(金)15:00〜
?場所 毎日新聞社 毎日ホール
    〒100-8051 東京都千代田区一ツ橋1-1-1
 

北川正恭さん。浅野史郎さん(宮城県知事)も審査委員。地方自治のキーマンだね。

 ところで、「マニフェスト大賞」てのは、全国の地方議員を対象に、住民利益に資する政策を提言した会派、または議員個人を表彰するもの・・・だそうです。
 そもそも地方議員なんて知らんわな。私ゃ、地元の市会議員、県会議員も知らないもの(土建屋の親父がなるもんだと、子どもの頃から思ってたからね)。
 で、注目を集めない地方議員の活動実績を募集し、表彰し、受賞者氏名を発表して、その地道な活動に名誉を与え、さらなる政策提言意欲の向上につながることを期待したもの・・・だと。

 マニフェスト大賞(地方議会)、最優秀成果・会派賞、最優秀成果・議会賞、最優秀アイデア賞、ベスト・ホームページ賞などを表彰する予定です。
 詳しくは「マニフェスト大賞」をご参照ください。

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