2006年10月27日日本ハム、44年ぶりの日本一おめでとう!

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 北海道日本ハム・ファイターズが優勝しました。
 これ、私、観に行こうと思ってたんですよ。札幌に行ってたら風邪は100%ひかなかったと思うね。

 視聴率、そこそことったんじゃないかな。このカード、テレビ番組のスポンサーがなかなかつかなかったらしいよ。「阪神vs日本ハム」ならダフ屋が出るし、オークションでも値が吊り上がるだろうけど、中日ドラゴンズはやっぱ地味だもの。
 ファンには悪いけど、日本シリーズがもし「中日vs西武」というカードだったら、テレビ中継されたかどうかも疑問。東海テレビとテレビ埼玉だけが放送してたりしてさ。

 だけど、新庄効果でこんだけ盛り上がりました。なんつったって、事実上の新庄の引退ゲームだからね。


宙に舞うのは新庄選手。

 ゲームもとってもよかった。中日はさすがにまとまっている。落合監督は一流の指揮官だな。
 けど、日ハムのほうが投打にわたって底力が上回ってました。結果、こんだけいいゲームしてるから、視聴率も尻上がりに良くなってきた。
 高校野球もそうでした。ガチンコのゲームが続けば、客は手に汗握って観るんだよ。それを全試合を全力で戦えるわけがない。捨てゲームを作らないとシーズン通して戦えない・・・という戦術家が監督に増えてからつまらなくなったわけ。

 長嶋茂雄さんが監督時代、「巨人戦はプラチナチケットだから一生に一度しか観られないお客さんがほとんど。だから、巨人戦に捨てゲームなどあってはいけないんだ」と述べてました。
 リーグ戦であろうが、トーナメントを勝ち抜くつもりで臨む。本気でやるから面白い。
 これは監督、選手だけでなく、観客だって同じなのよ。

 ところでさ、日ハムのヒルマン監督は去年のボビー・バレンタイン監督(ロッテ)に続いてアメリカ人。日本人の監督陣はどうなったのかね。やっぱり、スポーツの世界では日本人の指導者はダメなのかね?