2016年12月27日中国のバクリ疑惑は大江戸温泉物語だけじゃないよ。。。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 和製漢語なる言葉があります。中国の漢字はどんどん簡略化されまして、いまや、言葉を表現する術があまりないんです。そもそも漢字は皇帝が全国津々浦々に命令を伝えるための「役所文書」なんですね。

 ですから、細かい人情を伝達するのは苦手。というか、向かない。誤解がものすごく多い、というわけです。

 さて、「受付」も「会計」も中国語ではなく日本語です。「科学」「哲学」「郵便」「野球」「自由」「観念」「福祉」「革命」もそう。

 「大江戸温泉物語」のバクリにしても、中国が騙されたというより、確信犯でしょうね。わかっていてやった。中国側の連中が来日して大江戸温泉物語のトップや役員陣と顔合わせもしていない。仲介会社に丸投げだった・・・なんて信じられんでしょ。

 ま、あの国ですからなにがあっても不思議ではないけどね。

 日本より中国ばかり見ている知事さんがのさばっていたら、沖縄が中国にとられるのは時間の問題、と考える人がいるかもしれませんが、それまで中国共産党がもつとも思えません。

 「日本の大江戸温泉物語が中国で唯一公認した!」と証明書なるものが発行されてるとか。けど、「公認」つう言葉は共産党政府が認めた場合のみであって、企業同士には使われません。

 「共産主義」とか「唯物論」も和製漢語。そもそも、「中華人民共和国」という漢字の「人民」と「共和国」も和製漢語。ボキャ貧なんだろか。

 「中国は南シナ海の真ん中に巨大な軍事施設を建設していいかと尋ねたか。私はそうは思わない!」(トランプのツイッター)
 「中国は中華人民共和国という和製漢語を使っていいかと尋ねたか。私はそうは思わない」(中島孝志のツイッター)


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「役者人生、泣き笑い 前編」(西田敏行著・1,728円・河出書房新社)です。