2020年01月18日『日本書紀成立1300年 特別展 出雲と大和』始まりました(東京国立博物館)

カテゴリー中島孝志の「日本伝統文化研究会」」

 今年はわが国最古の正史『日本書紀』が編纂された養老4年(720)から1300年。



 冒頭に記された「国譲り神話」によりますと、出雲大社に鎮座するオオクニヌシは「幽=人間の能力を超えた世界=神々や祭祀の世界」を司る、とされています。
 一方、天皇は大和の地において「顕=目に見える現実世界=政治の世界」を司るとされています。

 古代、出雲と大和はそれぞれ「幽」と「顕」を象徴する場所として重要な役割を担っていたわけです。

島根県と奈良県が共同で展覧会を開催し、出雲と大和の名品を一堂に集め、古代日本の成立やその特質に迫る企画です。

 目が奪われるモノばかり・・・。







 以前、出雲の博物館で見たなー、よく持ってきたなー。天理の石上神宮の「七支刀」もありますね。レプリカだけ持ってるますんや。現物拝見するのは初めてです。