2011年01月27日国会論戦が始まりました。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 国会が始まりましたね。与野党代表の論戦でスタートです。
 いきなり菅さん、野党党首にクリンチですか。「解散・総選挙すればテーブルについてやるよ」と自民党の谷垣さん。

 なぜなら、衆院で民主党が多数を占めている理由は「消費税増税反対!行政改革徹底!」を訴えたマニフェストで当選した人たちだから。

 それを行政改革は財務省の指導で「仕訳遊び」に終始し、効果は千億円単位でチョン。あれ、何十兆円も削減できるんじゃなかった?
 しかもいきなり消費税増税。。。

 看板に釣られてフレンチを食べようと思って入ったら、その店、ラーメン屋だった。。。という話ですな。

「ラーメンでもいいや」というお客さんは少ないと思うよ。看板ちゃうやんけ! お客さんが間違えないよう、看板変えんといかんのとちゃうか?

 ま、こういう議論になりますな。
 与野党の論戦はこんなとこから始まってまんねん。

 しかも、菅さんの狡いとこは、消費税、社会保障の財源で国民からも野党からも批判の矢面に立ちたくないから、よりによって「お雇い外国人」を利用すること。
 与謝野さん。この人、自民党の小選挙区で落選して比例復活した人でしょ? 比例区は政治家という「人」ではなく、どの政党なのかという「党」に投票されるものですから、自民党から立ちあがれ日本に鞍替えし、そこから民主党にまたまたお引っ越しされた人をわざわざ選ぶちゅうのもねえ・・・。

 たぶん、仙谷さんあたりの策でしょう。元もと、一本釣りではなく立ちあがれ日本のみなさんをごっそり与党に組み込む予定だったけど、1人しか来なかった。ま、1人でもいいか。野党を弱め、与党の勢力が増えるんだから・・・と考えたんでしょう。

 でも、国民はバカじゃありません。それっておかしいよ、と感じてます。与謝野問題で菅さん追い込まれますよ。

 もう1つ。小沢問題。検察審査会の中身。それと起訴への手続き上に「インチキ」があります。この大問題を報道するメディアはほとんどありません。大手はすべて無視。アメリカも野党もマスコミも小沢潰しをしたくてしょうがない。
 けど、徳俵に指をかけて踏ん張ってるのが小沢さん。巻き返しに期待。

 だれでもいいけど、日本の国益をいちばん考えてる政治家を大切にせんとあかんな。

 さて今回「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は、『乙女の教室』(美輪明宏著・集英社)です。続きはこちらからどうぞ。