2011年05月31日行ってきました!「没後80年 金子みすゞ展/そごう美術館」
カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」
ようやく行けましたよ。これ、我慢してたんです。
なにしろ、5月に入ってからてんやわんやでしたからね。「ピーピーピヨコじゃんじゃ、アヒルじゃガ〜ガ〜」って、そのてんやわんや師匠じゃない、っつうの。
5月に入って、プロデュースが3冊。どれも力作で緊急出版だから大変なの。手抜けないの。というより、どんどんアイデアが湧いてきてめちゃ濃い中身になっちゃった。近々、講談社から2冊、PHPから1冊出ます。私の本はPHPから1冊。
あと2冊(マガジンハウス)あんだけど遅れに遅れてます。ま、一両日にはなんとかしますけどね。
この間、自分の本のゲラチェックもありいの、講演もありいの、大阪と九州に5日間も出張がありいの・・・そうそう、このブログも書きいの、通勤快読も吹き込みいの。
ね、てんやわんやでしょ。だから行きたい行きたいと思いつつも、行けなかったんよお。

でも今週末で終了だかんね。はよ行かんとまた後悔しちゃう。
良かったね。音声解説のイヤホンつけてじっくり鑑賞。どんな美術館に行っても15分で出る私が1時間もいましたからね。
大正末期から昭和初期まで、わずか26年だけど、この時間を生き抜いて珠玉の作品を発表できた女性。彼女を評するとき、「薄幸の女性」という枕詞が常につくんだけど、ご冗談を。ぜんぜん不幸なんかじゃなかったと思う。
生まれ育った仙崎や下関での貴重な資料がどっさり。22歳で亡くなった親友の豊豊さんはこんな顔してたんだね。
お勧めは、彼女の詩が好きだという著名人たちの自筆メッセージとマイ・フェイバリット・ポエムが写真付きで一覧になってること。やなせたかしさん、片岡鶴太郎さん、池内淳子さん、里中満智子さん、荒木経惟さん、石井ふく子さんなどなど63人。ま、今回の展覧会用に編んだムックに載ってますから都合がつかない方はこれ読んでチョ。
いちばん共感したのはリリー・フランキーさんかなあ。あの人、味のある字なんよお(私、飲み屋でサインとイラスト描いてもらったことあんだよ)。
リリーさんのマイ・フェイバリット・ポエムが私と同じ。ま、秘密にしてもね。紹介しちゃいましょう。
ふしぎ
わたしはふしぎでたまらない、
黒い雲からふる雨が、
銀にひかっていることが
わたしはふしぎでたまらない、
青いくわの葉たべている、
かいこが白くなることが。
わたしはふしぎでたまらない、
たれもいじらぬ夕顔が、
ひとりでぱらりと開くのが。
わたしはふしぎでたまらない、
たれにきいてもわらってて、
あたりまえだ、ということが。
不思議を感じる力って偉大ですよ。私の著書に『疑問力』というのがあんだけど、この詩ははまさにそう。『疑問力』を書こうと思ったのだって、国立科学博物館の入口で見た朝永振一郎さんの言葉だもん。。。
どんな言葉か? ま、いずれご紹介しましょう。
6月5日までだからね。もう1度行ってこようっと。
さて今回、「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は、『自主防衛を急げ!』(日下公人・伊藤貫著・李白社)です。詳細はこちらからどうぞ。
なにしろ、5月に入ってからてんやわんやでしたからね。「ピーピーピヨコじゃんじゃ、アヒルじゃガ〜ガ〜」って、そのてんやわんや師匠じゃない、っつうの。
5月に入って、プロデュースが3冊。どれも力作で緊急出版だから大変なの。手抜けないの。というより、どんどんアイデアが湧いてきてめちゃ濃い中身になっちゃった。近々、講談社から2冊、PHPから1冊出ます。私の本はPHPから1冊。
あと2冊(マガジンハウス)あんだけど遅れに遅れてます。ま、一両日にはなんとかしますけどね。
この間、自分の本のゲラチェックもありいの、講演もありいの、大阪と九州に5日間も出張がありいの・・・そうそう、このブログも書きいの、通勤快読も吹き込みいの。
ね、てんやわんやでしょ。だから行きたい行きたいと思いつつも、行けなかったんよお。

でも今週末で終了だかんね。はよ行かんとまた後悔しちゃう。
良かったね。音声解説のイヤホンつけてじっくり鑑賞。どんな美術館に行っても15分で出る私が1時間もいましたからね。
大正末期から昭和初期まで、わずか26年だけど、この時間を生き抜いて珠玉の作品を発表できた女性。彼女を評するとき、「薄幸の女性」という枕詞が常につくんだけど、ご冗談を。ぜんぜん不幸なんかじゃなかったと思う。
生まれ育った仙崎や下関での貴重な資料がどっさり。22歳で亡くなった親友の豊豊さんはこんな顔してたんだね。
お勧めは、彼女の詩が好きだという著名人たちの自筆メッセージとマイ・フェイバリット・ポエムが写真付きで一覧になってること。やなせたかしさん、片岡鶴太郎さん、池内淳子さん、里中満智子さん、荒木経惟さん、石井ふく子さんなどなど63人。ま、今回の展覧会用に編んだムックに載ってますから都合がつかない方はこれ読んでチョ。

いちばん共感したのはリリー・フランキーさんかなあ。あの人、味のある字なんよお(私、飲み屋でサインとイラスト描いてもらったことあんだよ)。
リリーさんのマイ・フェイバリット・ポエムが私と同じ。ま、秘密にしてもね。紹介しちゃいましょう。
ふしぎ
わたしはふしぎでたまらない、
黒い雲からふる雨が、
銀にひかっていることが
わたしはふしぎでたまらない、
青いくわの葉たべている、
かいこが白くなることが。
わたしはふしぎでたまらない、
たれもいじらぬ夕顔が、
ひとりでぱらりと開くのが。
わたしはふしぎでたまらない、
たれにきいてもわらってて、
あたりまえだ、ということが。
不思議を感じる力って偉大ですよ。私の著書に『疑問力』というのがあんだけど、この詩ははまさにそう。『疑問力』を書こうと思ったのだって、国立科学博物館の入口で見た朝永振一郎さんの言葉だもん。。。
どんな言葉か? ま、いずれご紹介しましょう。
6月5日までだからね。もう1度行ってこようっと。
さて今回、「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は、『自主防衛を急げ!』(日下公人・伊藤貫著・李白社)です。詳細はこちらからどうぞ。