2012年05月27日♪あ〜あやんなちゃった〜。。。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 ま、こういうことって少なくないんす。電話すると、「ふ〜ん、また?」とあきれられるっちゅうか、「そんなことだと思ってた」とあしらわれる始末。

 なんつうかな、「明日、ええとこ連れてったる」と言われた小学生が夢に見て、翌日、そこが工事とかで封鎖されてたとかね。たまたまリニューアルで入園できなかったとかね。

 大人になれば空振りなんてのは日常茶飯。私みたいに法人セールスの第一線にいた人間なんて、ドアが簡単に開くことのほうがレアですからね。

 早い話がお目当ての店がクローズド。25日の金曜日。シャバじゃ給料日でしょ。休むかね。ほんまに。

 横浜関内では珍しい一刀彫りのカウンター。銀座だって目にすることはありません。わかる? こんな無茶(つまり採算に合わないということ)はオーナー・バーテンしかできないの。で、こんな無茶を貫くつうことはめちゃプロなわけ。

 で、こういうバカな(最高の褒め言葉っす)人間の出す酒は必ず美味い。

 やってなきゃしょうがないわな。即、関内の夜のドンと言われる某バーのオーナー(レストランとかいろいろ経営してる有名人)に電話。

「やってないぜよ」
「嫌われちゃったかな」
「ま、よくあんのよ。こういうこと」
「わかった。いま行く」

 さすがですな。到着すっと。「よっしゃ、とっておきのバー、紹介しようか」

 アタリでしたな。ここ美味い。普通に美味い。実は、いま、去年まであまり飲めなかったビールにはまってるの。

 ギネスはもちろんだけど、大好きなサッポロ。しかもプレミアム。3杯目を注文したら、「美味しい地ビールがあるんですが・・・」

「地ビールで美味いの飲んだことないから」
「非加熱で酵母が生きてますからこれはいけると思いますよ」
「なら飲んでみよか」

 正解でした。美味いね、これ。白と黒。なんでもいいけど、このグラスなに? 熊本にもあんだけど、あれはおちょこだもんね。底が丸くなってて膳に置けない。つまり延々と飲まなあかんねん。けど、これはちゃんと受ける台がついてんのよ。

「バカラみたいやね?」
「重たいでしょ」
「うん、これ、2つ注文しといてくれる」
「・・・」
「家で飲むんです」

 ホントはなじみのバーで使おうと思ってるわけ。「そういうお客さん、いちばん困るんです」とまた怒られるだろうな。


このビール、美味い。

思わず買っちゃった。グラス&台。

必ず頼むレーズンバター。理由あんだけどわかる?


こういう店。

 なんだかんだいいながら、セレンディピティかな。面白い店みっけ。マスターがいい人で、面白いバーをいくつか紹介してくれた。

 来週から熊本。戻ったら行こう。どなたか一緒に飲みませんか?