2012年11月05日TOKIOとOHSAKAの特別ゲスト講師が決まりました。。。

カテゴリー中島孝志の原理原則研究会」

 さて、11月度のOHSAKA原原は21日に開催します。特別ゲスト講師です。

 ネット通販ビジネスのコンサルとして活躍され、ご自身もネット通販、ネット集客ビジネスで成功を収めていてる野山大影さんをゲスト講師としてお招きします。主宰する100万円セミナーは即日満員御礼という人気講師です。
 自慢の商品があるのになかなか爆発しない、リピーターが増えない、出店している大手モールで黒字にならない、ネットビジネスを始めたいけど効果的な方法がわからない。。。などなどお悩みのあなた、必ず解決します。お楽しみに。

・ゲスト講師:野山大影さん(a-works株式会社代表取締役)
・テーマ:「日本一詳しいキーマンが手取り足取り指導する!ネット通販・ネット集客で成功する法--実践!私の最新スキル活用法」
・日 時:11月21日(水)

 もちろん、このOHSAKA原原にはTOKIOメンバーも無料で参加できます。
 


 なおTOKIO原原の特別ゲスト講師は奥村眞吾先生です。スケジュールが決まりました。2月19日(火)です。OHSAKAメンバーもHAKATAメンバーも無料で参加できます。

 奥村先生は日本でいちばん税務会計の本をたくさん出しています。上場企業の監査役、宗教団体の税務顧問からプロゴルファー、野球、サッカー選手などの税務アドバイザーもつとめています。東京、大阪、ロスを股にかけて活躍し、とにかく話題が豊富。

・テーマ:「税金から眺める日本経済と世界経済−−この2時間で笑いが止まらないほどお金儲けの法則がわかる!」

 以下は奥村先生のお話です。

「フランスでは、大統領選でサルコジが敗けてオランドが新しい大統領となりました。緊縮財政サルコジを嫌ってフランス国民が選択したわけですが、オランドは選挙前からインタビューでこう答えています。
「本人の能力や努力と無関係の報酬は不当な富の搾取に他ならず、受け入れられるものではない」
 日本で言うなら、親からの相続でもらったような不動産の賃貸収入や株の配当、利息などがこれに該当するでしょうね。

 フランスに富裕税というものがあります。日本にも戦後は存在しましたが今はありません。一定額以上財産を所有する者は毎年、富裕税を納めなければならないんです。日本の固定資産税のようなものですが、財産の額によって税率は異なっています。

 オランドは元もと「金持ちたたき」で知られ、富裕層を狙い撃ちにした増税案を次々に打ち出しました。
 年収100万ユーロ(約1億円)超の富裕者には所得税率をなんと75%に引き上げ、年収15万ユーロ(約1500万円)は45%に引き上げる、としています。しかもサルコジ時代に導入した税制上の優遇措置をすべて撤廃する、とのこと。

 こういう噂は早いですよ。オランドが勝利するかも・・・という段階(2011年末あたり?)から、フランスの富豪たちがどんどん国外脱出を始めました。おかげでベルギーの首都ブリュッセルやスイスのジュネーブでは高級住宅地の不動産価格が暴騰。めざといイギリス人はフランスから逃げてくる富豪たちを取り込もうと必死です。
 「イギリスは4月から年収15万ポンド(約2000万円)超の富裕者に対する税率を50%から45%へ引き下げます」
 ロンドン市長は、「フランスで増税に苦しんでいる企業オーナーに救いの手を差し伸べなければいけない」と発言。「ロンドンはフランスの皆さんを歓迎します!」とキャンペーンまで張る始末。

「金持ちを粗末に扱う国はやがて亡びる」と言ったのは、みんなの党の代表、渡辺喜美さんの父上渡辺美智雄さん(元大蔵大臣)でした。たしかにそうなりつつあります。
 日本の相続税率も所得税率も55%になります。
 すでにかなりの富裕者が日本を脱出してシンガポールや香港に移住しています。この現実を考えますと、「英会話が少しできる」くらいでも海外移住を計画する富裕層はますます増えるはずです。そのための語学教室も流行るでしょうね。もちろんリッチでゴージャスでバブリーな教室になることでしょう。

「原理原則研究会in博多」 来年1月からいよいよ開講。ただいまメンバー募集中! 詳細はこちらまで。


 さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『モノづくりの経営思想』(木下幹彌著・東洋経済新報社)です。詳細はこちらからどうぞ。