2013年07月06日どうでもいいこと。。。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 女子スケートの安藤選手が子どもを産んだとか。おめでたいことです。で、その子の父親はだれなのか。芸能マスコミとワイドショーは連日やんややんや。
 ブラック企業の偽善経営者とか、ろくなタマのいない参院選など蹴散らされそうな勢いですな。

 けどね、これは安藤選手がお願いするように静かに見守ってあげるのがベストなんじゃないかな。

 私、シングルマザー大賛成なのね。どこが悪い? 父親がいなくても関係なし。親がなくても子は育つ。つうか、下手にバカな親ならいないほうがずっといいしね。DVとかで犠牲になるのは妻よりも小さな子でしょ。バカ母は見て見ぬふり。酷いのは一緒になって虐待しますからね。

 さて、シングルマザー賛成という意味は、20年後、30年後を考えてみればわかります。母親にとって、女の子ならいい話し相手になりますよ。男の子でもそう・・・ま、これは奥さん次第だけど。

 女の子は厳しいから母親を客観的に見るから、思春期まではなんやかやとあるかもしれません。けど、ある年齢からは母娘の関係から抜け出て、いつの間にか、同性のいい相談相手になります。母親の恋愛相談なんかにものったりしてね。

 シングルマザーへの偏見は田舎とかご年配の間ではまだまだあると思うけど、あと10年もしたら普通になります。だって欧米では当たり前だもん。シングルファザーも普通だもんな。そんだけ自立してる女性が多いつうか、大人社会なんですよ。

 黒澤明監督の「どですかでん」つう映画で、三波伸介さんか演じたちと頭の弱い親父。

「ボク、父ちゃんの子?」
「なんでだい?」
「みんな言うんだ。うちは父ちゃんがそれぞれちがうって」
「そんなことないよ。母ちゃんと父ちゃんの子だよ」

 事実はわかりません。んなこた女しかわからんのだから。けど、どうでもいいの。

「孤独」という字はね、幼くして親なきを「孤」といい、老いて子なきを「独」というのね。老いて周囲を見渡したらだれもいない。死ぬときは1人。無縁社会では当たり前。遺産、だれにやんのよ。親戚つうだけで、見舞いにも来たことのない連中に転がりこむかもしれません。下手すっと国家が没収するだけ。

 シングルマザー、おおいに結構。他人がとやかく言うことないの。気にすることもありません。他人は他人。自分の人生は自分のもの。

「子どもの命を優先した」というのは理屈ではなく母性の自然な決断ですな。子どもがいるから強くなれる。それが親というものです。

 まだまだ主夫だとか主婦の世界は同質社会つうか小さな世間でね。「醜いアヒルの子」は白鳥だからアヒル社会では浮いちゃうわけ。そういう意味では、お子さんはアメリカンスクールとかのほうがいいかもね。

 小さなことを気にしてるほど、いまの世の中、暇じゃないと思うのね。安藤選手のネタにしても、結婚した離婚した裁判しまっせとか、いまどき、こんなくだらないネタを喜ぶ視聴者なんてホントにいるのかなあ。

「庶民はゴシップが大好きなんです」

 そうかなあ。庶民てもっと賢いと思うんだよね。「庶民はゴシップが大好き」といまだに考えてるメディアがバカなんじゃないかなあ。マーケティングをミスってると思うな。

 安藤選手にはぜひわが子に現役ばりばりの華麗なスケーティングを見せつけてやってほしいね。