2011年07月05日僕って何?

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 学生時代、三田誠広さんの『僕って何?』というめちゃ面白い小説を読んだことがあります。たしか芥川賞とったんじゃないかな。

 ノンポリがたまたまセクトに紛れ込んじゃってゲバ棒振るんだけど違和感があるわけ。しっかりした女子学生にあれこれ指示されてホッとしたりしてね。マザコンが抜けないわけ。

「ホントの自分ってなんだろ?」
「ボクはいまのボクじゃない」

 自分探しに懸命なボク。ボクってなに? なんなの、ね。おせ〜て。

 いや、菅さん、見てるとこの小説思い出しちゃってね。

「2030年までに原発を電力源の50%まで引き上げる。クリーンエネルギーだもんね」とマニフェストに入れてた男が、一昨日、昔の社民連の同窓会に出ると、「脱原発は持論だ」な〜んて言い出すし、G8でも「1000万戸に太陽光パネルを取り付けます」と大見得切っちゃって。

 そういえば、ちょっと前までは消費税10%と言ってたわなあ。そのうち反安保とか反自衛隊とか言い出すんじゃないかな。

 たぶん、この男。総理になっても何やっていいかわかんなくて、いま模索中なんだろね。「ボクってなに? なにをすれば国民にウケるの? おせ〜て」という気持ちなんでしょうな。

 自分探しの真っ最中なんだろな。んなことなら、はよ辞めて、四国を巡礼したらええねん。好きなだけ自分探しできまっせ。


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