2014年02月10日プーチンと仲良くしよう。。。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 都知事は下馬評通り舛添先生が当選されたようですね。投票率は恐ろしく低い数字でしょう。低ければ低いほど組織票候補者が勝つ。法則通りですな。

 注目はどのくらい差をつけたか。安倍政権もホッとしてることでしょう。これで原発再稼働を堂々と進めるでしょうな。「選挙で勝つ」ということはそういうことですから。

 さて、日本を取り巻く周辺国の動きがかまびすしいっす。中国、韓国、北朝鮮、そしてアメリカ。。。

 ソチではプーチンと仲良く。で、秋には来日。いいことっす。

 ロシアは資源価格の暴落で救援メッセージを送り続けてますからね。シベリア、サハリンの開発でも日本の協力は必須でしょう。だから習近平がいくら秋波を送ってもプーチンはのらりくらり。

 重要なことは。中国、韓国、北朝鮮、ロシア、アメリカがそろって日本を攻めたてる隙を与えないこと。日本は孤立したらあかんねん。

 96年、橋本龍太郎政権は台湾海峡危機で米中対立で日中関係も冷え込みました。
 このとき、橋本首相がつとめたことはロシアのエリツィン大統領との関係づくり。平和条約締結を目標にクラスノヤルスク合意にこぎ着けました。結果として、この外交は中ロ分断に成功しています。

 98年、小渕恵三首相は歴史問題を執拗に責める中国の江沢民と衝突。けど韓国の金大中大統領と日韓共同宣言を交わし、「今後、歴史問題は持ち出さない」という言質を取りつけました。忘れっぽい韓国政府はいまなお歴史問題を持ち出してますけど。。。

 小泉純一郎首相は靖国参拝で中韓と対立。ロシアにも北方領土4島一括返還を要求しました。中韓+ロシアとの関係が冷え込んでいたわけ。北朝鮮とは金正日との間で禍根を残しました。
 けど小泉首相はアメリカのブッシュ大統領とベッタリ。ブッシュの嘘を百も承知で世界で最初にイラク戦争に賛意を示しました。

 外交は周辺国すべてを敵に回しては話になりません。政治や領土、軍事、経済はもちろん、歴史問題等々で中韓、ロシア、北朝鮮が結束しないよう手を打つ。アメリカは日本の味方ではありません。国益のみを追求するのが政治です。

 安倍首相は徹底的にプーチンを使えばいい。そのつもりでプーチンも動くはず。もち日本の協力=ロシアの国益だからですわな。

 オリンピックにしても、ソチ開催に日本が票を入れ、東京開催にはロシアが票を入れてるわけですからね。


 さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『女子学生、渡辺京二に会いに行く』(渡辺京二著・亜紀書房)です。詳細はこちらからどうぞ。



 「新潟で原原をやりたい」という声。ありがたいっす。ぜひ実現してください。「自ら機会をつくり、機会によって自らを変えよ」ですな。
 講演でもよく話してますけど、新潟は大ブームになる可能性大ありです。もし拉致問題が解決して北朝鮮との事業が始まったら、新潟は明治維新レベルの繁栄を超えますよ。この意味わかります? 幕末・維新時の新潟を少し調べてください。驚きですから。

 意欲ある人たちと出会いたいですなあ。明後日の名古屋も楽しみです。