2014年02月17日今週は原原の旅です。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 「中島孝志の日曜読書倶楽部」のメンバーの皆さん、1年間お疲れ様でした。全8回が修了いたしました。
 ラスト講義のテーマは「天皇論」。お話しした内容は一部だけですが以下の通りです。

1天皇陛下と靖国
2三木武夫首相(当時)「私的参拝4条件」の罪
3天皇の戦後ご参拝は52年、69年、75年のみ
4A級戦犯合祀は1978年
51度も拝聴していない国民がすぐにわかった玉音放送
6「それほどまでしないと勝てないのでしょうか?」
7今上天皇、少年期のご下問
8大本営を松代に移すと決めていた陸軍
9ソ連に軍艦とガソリンとの交換を懇願していた海軍
10最高戦争指導会議と日本版NSC
112.26でも守らなかった侍従武官長
12日本を滅ぼしたのは軍務官僚と新聞社
13戦前の皇室資産はどのくらいあったのか
147人のA級戦犯処刑の後
15天皇の誕生日に起訴と処刑を実行した連合軍の品格
16米軍から遺骨を奪い取った三文字正平弁護士と市川伊雄住職
17興亜観音と七士廟
18朝日の曲解記事と戦後賠償の真実
19独立日本が一番最初にしたこと
20「戦犯」はどこにもいない
21天皇に関する基礎知識
22天智天皇の歌
23秋の田の 仮庵の庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ
24剣無しで即位した後鳥羽天皇
25崇徳院と西行
26元号について
27女性天皇はあれども女系天皇はなし
・・・

 今回の読書会では小林秀雄や寺田寅彦も用意してたんですが、結局、優先順位の関係でオミット。三島由紀夫、夏目漱石、本居宣長、シェイクスピア、道元さんに空海さん日蓮さん、それに藤澤周平と山本周五郎も取り上げることができませんでした。近松門左衛門はぜひやりたかったのですが・・・ま、いつかね。

 彼らの世界観、宇宙観、人間観に惹きつけられてなりませんなあ。
 
 なお今週はいよいよ原原の旅に突入です。

 明日は東京原原です。『ローマ法王に米を食べさせた男』=高野誠鮮さんの登場です。パワポを山ほど用意されておられます。「熱血教室」にご期待下さい。

 明後日は名古屋原原。こちらも1年間お疲れ様でした。会場は元に戻ります。千種駅・車道駅すぐのビルです。

 木曜日は大阪原原です。こちらもオーラスです。1年間ありがとうございました。ラスト講義は奥村眞吾先生のご登場です。とにかく面白くて速効の講義です。おおいにご期待下さい。

 金曜日は博多原原。土曜日は出雲原原です。名古屋講演会が異常に好評だったので、テーマを「2014年!日本経済はこうなる!」に換えます。
 ただし、オープン講演会とはちがう「ここだけの危ない話のオンパレード」ですからお楽しみに。博多から講演会に参加されたメンバーも初耳の話になります。とくに日本を取り巻く軍事等々のきな臭い動きについてお話ししましょう。

 さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『隣りの女』(向田邦子著・文藝春秋)です。詳細はこちらからどうぞ。